先日、斉藤茂太 (精神科医で父は斉藤茂吉、兄は北杜夫) の著書の中の言葉に、ハッとさせられました。

以下 抜粋

 雪は、降りはじめはなかなか積もらない。降ってもすぐにとけてしまうからだ。しかし、しばらくして外を見ると、いつのまにか一面真っ白な銀世界になっている。

 人の「力」の身につき方も似ていると思った。どんなことでも、最初は努力をしてもなかなか結果が出ないものだが、あるとき、ふと気がつくと… 思いがけないほどの成果になっている。

最初はたっぷり時間をとるのがいい。効率よく早く結果を望む気持ちは誰しもあり、わからぬわけではないが、本当にいい結果を生むには、焦らぬこと、急がぬことだ。